魔王学院の不適合者 3話「サーシャの真意」/4話「十五の誕生日」 補足説明・解説

おは亻プー! 亻プーだよ~ 亻プーことG.Gunnです。

今回も補足説明・解説記事を書きました。

 

2話はこちら

魔王学院の不適合者 2話「破滅の魔女」補足説明・解説 - 語弊力のあるブログ

 

 

 

3話「サーシャの真意」

 

 

前話(2話)の補完

前話で一瞬で仲直りしたような感じで見えたミーシャとサーシャだったが、ちゃんと間の会話が補完されました。サーシャの魔眼は非常に強力で、本人が呪いの魔眼と言っているように、本人の意思すら無視して、視たものを傷つけてしまうものだった。

 

 

七魔皇老とアイヴィス・ネクロン

七魔皇老は、アノス本人も覚えていると言っているように、かつて魔王が自ら血を分けた7人の配下で、アイヴィス・ネクロンはその1人。始祖の血を引く最初の魔族であり、この7人が眷属を増やしたので、2000年間魔王の血は絶えなかった。

 

 

時間操作レバイド>と<追憶エヴィ

アイヴィス・ネクロンがアノスのことを覚えていないようだったので、アノスは<時間操作>で局所的に時間を遡り、二千年前の記憶を<追憶>で引っ張り出そうとした。しかし、そこにはアノスに関する記憶はなかった。

 

 

初級融合魔法<混合同化ジェ・グム

裏でアイヴィスが話しているのがかすかに聞き取れる程度だが、融合魔法の基本は、「波長の違う別種の魔力を結合させることにより、強い魔法反応を生み、元の魔力を十数倍に引き上げることができる」というもの。

 

 

不死鳥の法衣

神鳥フェニックスの羽毛を編んで作った法衣。身に纏ったものに不死なる炎の恩恵をもたらす反面、相応しくないものは焼き尽くしてしまうという、実は曰わく付きの代物。しかしミーシャは魔眼が良いので、これがサーシャに適合することを見抜いた。

 

 

何故サーシャは<契約>を破棄できたのか?

4話を見てください。

 

 

条件レント

連動魔法。今回は”サーシャに危害を加えると、それが条件となり、連動するようにミーシャの周囲に張り巡らせた魔法障壁が縮小して、彼女を押し潰す。ナイフが更に深く突き刺さり、絶命する仕組み”だった。

 

 

幻影擬態ライネル>と<治癒エント

アノスは傷ついたミーシャを視た瞬間に、<治癒>の回復魔法で傷を癒やし、<幻影擬態>の幻影魔法によってサーシャを泳がせていた。

 

 

ミーシャ・ネクロンは存在しない

4話を見てください。

 

 

 

4話「十五の誕生日」

 

 

根源同調ゼクシズ>と<主格交代デルト

サーシャが2つ描いた魔法陣。<根源同調>は、魔力の波長を、その根源から別人のように改竄する魔法。<獄炎殲滅砲ジオ・グレイズ>級の高難度魔法であり、サーシャはこの魔法を開発したものの、その難易度から自分で行使できなかったため、結果どう転んでもアノスに魔法を行使させるための勝負として<契約>を結んだ

ミーシャとサーシャの2人にかけられた魔法分離融合転生ディノ・ジクセスが2人を区別しているのは、魔力の波長であるので、<根源同調>を使ってサーシャの根源をミーシャと全く同じにすれば、どちらがオリジナルかわからなくなる。その上で<主格交代>を使い、サーシャはミーシャをオリジナルにしようとした。しかし、<主格交代>を成功させるためには、ミーシャがサーシャを拒絶し、ミーシャがミーシャであることを自覚しなければならなかった。ミーシャはサーシャのことを拒絶しなかったため、魔法は失敗した。

 

 

<契約>を破棄

アノスは、サーシャが<契約>に背いてミーシャに嘘をつこうとした瞬間に、実は<契約>を破棄したため、サーシャは<契約>の代償を受けなかった。

 

 

傷が癒やせない魔剣

アイヴィス・ネクロンが最初にアノスを心臓を突き刺した剣は、「魔剣ガドル」というもので、実は、「魔剣ガドル」の傷は癒せない。なお

 

 

時の番神「エウゴ・ラ・ラヴィアズ」

時間の秩序を守る番神この世の秩序、この世の法則、あるいは摂理、それらが具象化したのが神であり、この世界の神は、秩序が乱されることを極端に嫌い、融通が効かない為、アノスと敵対することとなった。さらに、アイヴィス・ネクロンと合体することで、その魔力は十数倍にも増大した。

「貴様らが勝手に決めたこの世界のルールは理不尽だ。悪いが、そんなものに従う気はないぞ」

 

 

 

アノスが鎌に刺されたところ

アノスに刺さった鎌は<時神の大鎌>といって、アノスの体の時間を狂わせ、一瞬で永劫の時を重ねることで、アノスを殺した。しかし、魔法を極めたものは、その根源のみで魔法行使が可能なため、根源が残っているアノスは死ななかった。なお、5話以降で本気の戦闘することがあれば、それは根源を潰し合う戦いになります。

 

 

理滅剣りめつけん「ヴェヌズドノア」

その理もろとも滅ぼす剣。理滅剣の前には、あらゆる理屈が意味をなさない。

万物万象を滅ぼす、始祖の魔剣。摂理だろうと運命だろうと奇蹟だろうと、アノスの眼前ではただひれ伏し消えるのみだ。

 

 

アイヴィス・ネクロンは根源を乗っ取られていた

理滅剣は”エウゴ・ラ・ラヴィアズ”と、”アイヴィス・ネクロンの根源を乗っ取っていたもの”の2つの根源を滅ぼした。アイヴィスの根源は残っていたので、<蘇生>によって蘇生できた。アイヴィスは記憶を失っていたので、<時間操作>と<追憶>で記憶を読み取ることができなかったのだ。アイヴィスは自らの根源がアノスに畏怖を覚えることで、目の前のアノスが魔王だと理解したようだ。

 

 

蓮葉はすはごおりの指輪

アノスがミーシャに贈った誕生日プレゼント。その冷気が、七つの海を蓮葉氷で埋め尽くすということから、この名がつけられた。原作では、両親の目の前でミーシャの左手の薬指にこの指輪を嵌めるので、当然あらぬ誤解を受けることになる。

 

 

 

 

 

この第4話をもって1章は終了です。原作小説の1巻、コミカライズの1~3巻にあたる部分の内容です。

 

 

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