アニメ「魔王学院の不適合者」本日7月4日23:30〜放送開始!

おは亻プー! 亻プーだよ~ 亻プーことG.Gunnです。

 

この度は本日7月4日23:30からアニメが放送開始する作品、「魔王学院の不適合者 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~」についてお話をしたいと思います。

 

この魔王学院という作品なのですが、もうとても面白くて、私の大好きな作品なので、ぜひ、皆さんにおすすめしたいです。

 

 

STORY

 

公式サイトのIntroductionを引用したいと思います。

 

人を、精霊を、神々すらも滅ぼしながら、延々と続く闘争に飽き、
平和な世の中を夢見て転生した暴虐の魔王「アノス・ヴォルディゴード」。
しかし二千年後、転生した彼を待っていたのは
平和に慣れて弱くなりすぎた子孫たちと、衰退を極めた魔法の数々だった。

魔王の生まれ変わりと目される者を集め教育する
“魔王学院”に入学したアノスだが、
学院は彼の力を見抜けず不適合者の烙印を押す始末。
さらには、伝説の魔王は自分とはまったくの別人という事になっていた。

誰からも格下と侮られる中、
ただひとり親身になってくれる少女ミーシャを配下に加え、
不適合者(魔王)が、魔族のヒエラルキーを駆け上がる!!

 

 

ということでね。

この作品の主人公はアノス・ヴォルディゴードっていう魔王様なんですけど、まずこの世界には魔族・人間・精霊・神の4種族が存在していて、アノスはそのうちの魔族の王様なんですね。で、今から2000年前に、その4種族が戦争をしていたんですけど、その戦争を止めるために、アノスは自分の命と引き換えに、戦争を終わらせて、自らは転生の魔法で2000年後に転生、つまり生まれ変わったんですね。

誤解されがちなのですが、転生すると言ってもあくまでも同じ世界の2000年後に同一人物として転生するので、この作品は俗に言う異世界転生モノではありません

そして2000年後に転生したら、それはもうとても魔法のレベルが衰えていました。「アノス・ヴォルディゴード」という魔王の名前も、「アヴォス・ディルヘヴィア」と間違って伝わっている程、それはもう平和になっていました

しかしそのせいで、魔法が衰えすぎているせいで、誰も強すぎる魔王本人・アノスの強さを見抜くことができず、アノスは不適合者の烙印を押されてしまいます。

そんな中でもアノスは本来の力を惜しげもなく発揮して、学院のヒエラルキーを駆け上がる、という話なんですが、でもその過程で、アノスが不適合者と言われるのも、魔王の名前が間違って伝わったのも、どうやら何者かの仕業だと。魔王に成り代わろうとしている黒幕がいそうだと。そういうことがわかってきます。

そういうわけで公式サイトのキャッチコピーにもある、「偽りの魔王から世界を解き放つ――」につながるわけですね。これがストーリーの大筋となっています。

 

 

 

ここでこの作品の、私が思う大きな魅力を今からいくつか紹介させていただこうと思います。

 

 

1つ目、ストーリー本筋の面白さ。

 

魔王学院は、単に主人公・魔王アノスが無双する作品というわけではありません。

何故、アノスが不適合者?

何故、魔王の名前が間違って伝わったか?

偽物の魔王って一体何?

そういった謎が、話が進むとどんどん増えていきます。
2000年前のあいつはどこにいったのか。魔王の側近とか。アノスの転生の前、戦争を終結させるために集まっていた、人間、精霊、神それぞれの種族を束ねた者たち。勇者カノン・大精霊レノ・創造神ミリティアはどこいったのかとか。

それらの謎が説かれていくのがめちゃくちゃ面白い。
まあ逆に言えばストーリー本筋に関しては何言ってもネタバレになるタイプの作品ではあるのですが。ここは是非作品に触れてからのお楽しみにしていただけたらと思います。

また、キャラ同士の掛け合いも非常にユニークなものとなっています。

 

 

 

2つ目。主人公が強い

 

最近ありがちな俗に言う勘違い系・無自覚チートとか実は強かった、とかそういうのではなく、力を持っていて、出し惜しみしません

どのくらい強いかというと。

例えば作中で、

「全能者は、誰にも抜くことができない剣を作ることができるか?」

という話が出てくる。
誰にも抜くことができない剣を作った時点で、その剣を抜くことができないので全能ではないという話だ。
でも魔王アノス様は最強だから、全能者の剣を抜くことなく抜くんですね。何を言っているかわからないと思うだろうけど、本当にそう。そのくらい絶対的な強さ。全能者のことは、全能でないものにはわからないのだ。

涅槃七歩征服ギリエリアム・ナヴィエムという魔法があるんですけど、七歩歩くだけで全てを、世界すらも破壊するという魔法で、一歩踏み出す毎に世界を破壊していくんですけど、これ本当に世界を破壊してしまうので作中最新話時点でも未だに七歩目を踏んでいない

何なら雑魚程度なら何もせずとも心臓の鼓動だけで倒す。これは広告などで有名なやつですね。目にしたことがある方もいるかも知れません。

 

例のCM(15秒)

www.youtube.com

 

他にも「いまのは獄炎殲滅砲ジオ・グレイズではない、火炎グレガだ」っていうどこかで聞いたことあるような話とか、ピーラーでにんじんを星型に切り取るとか、2000年後のために山にキノコを植えておいてから転生するとか、アノスの強いエピソードを挙げると枚挙にいとまがありません。

とにかくもう、主人公が強い。魔王アノス様が負けるわけがないんだよな。負けないという言い方をすることすらおこがましいほど強い。そういう安心感と爽快感がある作品です。

 

 

 

3つ目。キャラが魅力的

 

 

魔王学院には魅力的なキャラが多いですが、ここではメインの3人を紹介したいと思います(リンク先はアニメ公式サイトのキャラ紹介ページ)。

 

まず先ほどその強さの一片だけをお話しした、この物語の主人公魔王アノス・ヴォルディゴード様(CV:鈴木達央です。
アノスのスタンスとしては、平和を愛しているので、基本的には力を振りかざしたり、俺が魔王だって偉ぶったりしない。マイペースとも言えるかもしれません。まあそのせいで魔王だっていうのをなかなか信じてもらえないってのもあります。
だけど平和を愛しているから、そのためなら降りかかる火の粉は全力で払うし、そのためなら蹂躙する。人が困っていたら助ける。悲しい定めとか、自己犠牲とか、理不尽とか、そういうのを真っ向から否定してくれる。そういう非常に優しい性格をしています。

そのめちゃくちゃ良いやつが、あらゆる方法で人助けをする。時には頭を働かせ、また時には圧倒的力で敵を打ち負かし、滅ぼす。オタク(クソデカ主語)が大好きなやつです。

本当に魅力的な主人公なので、アノスをひと目見るだけでも勝ちがあると思います。

 

 

次にヒロインの娘の銀髪(正確にはプラチナブロンドという設定なのですが)の方の女の子はミーシャ・ネクロン(CV:楠木ともり)。静謐・穏やかで、心優しい性格。また、目が良いという設定があります。

これを説明しようとするとちょっとどうしても世界観の説明が入るんですが、この魔王学院の不適合者という作品は、根源とか深淵という言い回しが多用されます。物事の本質を見抜けと、魔王様は度々言います。この物事の本質を見ることをこの世界風に言うと、根源深淵を見据える、という言い方になります。ミーシャはこの根源とか、深淵を観る能力に長けていて目が良いという設定です。

この魔王学院という作品は度々この「目」、漢字で「魔眼」と書いて目と読むのですが、魔眼にまつわる話が結構出てきます。

転生後初めて友だちになる少女ミーシャは魔眼が良いから、アノスの本質というか、魔王本人だということまでは気づかないまでも、その強さとか優しさとかが見えて、親身になってくれるというわけですね。

基本的におとなしい子なんですけど、心を閉ざしているような、自我を消しているような、そんなところがあり、何か事情があるようだ・・・ということが話が進むとわかってきます。

 

 

次に双子ヒロインの金髪の方はサーシャ・ネクロン(CV:夏吉ゆうこ)。ミーシャの姉にあたります。

姉のサーシャも魔眼にまつわる設定があって、サーシャは破滅の魔眼という見たものを自壊させるみたいなすごい能力の魔眼を持っています。

サーシャは勝ち気というか、ツンツンした性格の少女なんですが、その性格もあって、あるきっかけでアノスと対立します。そのきっかけなんですが・・・

ティザーサイトとかみたら、ミーシャとサーシャの姉妹は手まで繋いでてとっても仲が良いように見えるんですけど、実はめちゃくちゃ仲が悪くて、登場時にミーシャのことを、そいつは心がない人形だ、とかアノスに言ってきます。

アノスとミーシャが仲良くしてたら、「そんな呪いのお人形さん連れてるんだー」みたいなことを言ってきて。どうやらミーシャと仲が悪そうだと。でもアノスは優しいから、仲直りさせようとしてくれるわけですね。そこでちょっと対立してしまいます。

だから前情報を見てから初めてアニメ見る人はびっくりするかもしれません。めちゃ仲良さそうな絵なのに二人がめちゃ仲悪いから。そのへんも含めて、姉妹の関係とか、ストーリーを楽しく見ていただけたらと思います。

 

 

この他にも魅力的なキャラ達が沢山いますよ!

 

 

 

 

そんな魔王学院の不適合者の紹介でしたが、如何でしたか?

長々と話してしまいましたが、皆さんが少しでも興味を持って作品に触れてくれたら嬉しいです。

 

元々この作品は、小説家になろうというサイトで2017年から連載が始まり現在も連載中。書籍版は2018年から電撃文庫で刊行中で、こちらはちょうど先日3/10に第6巻が発売され、7/10には第7巻が発売予定となっています。

更にコミカライズもされており、マンガUPというアプリで連載中。昨年2019年にアニメ化が発表され、本日7月4日23:30から、いよいよアニメが放送開始されます。

原作も気になるなーって方は、小説家になろうで読んでみるも良し、マンガUPアプリでコミカライズを見てみるも良し。これらは無料で読むことができます。

 

 

アニメ範囲を原作で先取りしたくない派の方向けにも一応まとめておくと、

 

小説家になろうでは現在13章が連載中

・漫画は既刊3巻までが1章にあたる内容で、アニメだと恐らく4話までの範囲であると思います

・書籍版は3巻までが3章までの範囲。これが恐らくアニメ1クール分の範囲となります

 

 

 

是非ともこの作品の「深淵」を皆さんのその「魔眼」で見てもらえたら私も嬉しいです。