アニメ 魔王学院の不適合者Ⅱ 6話「母なる大精霊と魔王の右腕」 補足説明・解説

めっちゃいいところなのに突然続きが来期送りになって辛い

 

 

 

 

アノスたちは、アヴォス・ディルヘヴィアに気づかれないように、アヴォスの伝承にない今の時代でアノスが増設した地下街からデルゾゲードに潜入しました。

 

 

メノウ先生とリーベストくんって誰?

幻影擬態ライネル>の魔法を使い透明化し、魔王城に潜入したアノス達。しかしもちろん、メルヘイスはアノスが増設した地下の存在を知っているので(構造までは伝えられていなかったらしいが)、アヴォスが兵を差し向けてきます。

その中に居たのは、不適合者の印を付けた3年生のリーベストくんとその担任のメノウ先生でした(1期で勇者学院と、魔王学院の3年生のクラスが戦ったものの、勇者学院側の不正によって負けて、気に食わないけど不適合者のアノスに託す、という話があったのを皆さんも覚えておられるかと思います)。アノスは不適合者の印は合図かもしれないが、その一方で罠かもしれないと疑いました。でも、(皆さんもいい加減分かっていると思いますが)ミーシャは魔眼が良いので、そういった意図がないことを見抜きます。

アノスがリーベストくんにかけたのは、<魔呪壊死滅デグズゼグド>という呪い。その上で漆黒の太陽で”見た目は”派手に焼きました。

 

 

時間遡航レヴァロン

時間操作レバイド>を応用した魔法、<時間遡航>ですが、普通に時間を遡ることができるなら、最初からアノスは苦労しなかったのですが、<時間操作レバイド>では、その対象を起源として、局所的に、かつ100年程度しか時間を遡ることはできません。霊神人剣の力を使い、10000人のゼシアたちに力を借りて、時の番神を倒したときに手に入れた大鎌(1期参照)の力を使ってもなお、2000年「飛べるかもしれぬ」「何分、初めての試みだ。うっかり違う時代に落ちたなら、時が元に戻るまで待つことだ」と原作でアノスは言っています。

作中でも言っていたとおり、今ある過去と現在に”大きな矛盾”が生じれば、過去改変は成立しません。たとえばアヴォス・ディルヘヴィアの噂は大きすぎるので、そもそも生まれなかったことにすることはできない、ということになります。

また、あくまでも過去に何があったかを見るのが目的ですので、過去が大きく変わるようなことをすると、本来何が合ったかを見ることができないので、時間遡行した意味がなくなります。

 

 

なんで大精霊に護衛が要るの?

四界牆壁ベノ・イエヴン>を作るのに大量の魔力を消費したばかりだからです。

その後シンがアハルトヘルンに入るときに、何かを斬っているように見えますが、ベノ・イエヴンです。造作もなくやっているように見えますが、これを超えるのには相当な魔力が必要だそうです。もちろん、(描写は省略されているけど)アノスたちも同様でした。

 

 

なんでアゼシオン(人間の街)でアヴォス・ディルヘヴィアの仮面をしてて平気なの?

まだレイが偽りの魔王を作り出す企みをする前だからです。

 

 

「なかなかどうして、道中に仲良くなったようだな」

「なにが?」 サーシャが隣で意味がわからないといった表情を浮かべている。

「答えが変わらぬというに、同じ言葉を二度口にするなど、滅多にあることではない。それが三度だぞ。一度説明すれば、次からは無言を貫くのがあの男だ」

「なにが?」 サーシャがやはり意味がわからないといった表情を浮かべたままだ。

 

 

噂と伝承がある限り、精霊は滅びないのでは?

アハルトヘルンを襲っていた「神獣グエン」は、噂と伝承ごと精霊を喰らう神の使いであり、魔法すらも食べます。だから精霊たちは危機に陥っていました。

 

 

なんでシンはレノに「アノシュ・ポルティコーロを知っている」と答えたの?

シンは忠実な魔王の右腕です。アノスはこう説明しています。

”彼に正体を悟られぬようにするのは、そう難しい話ではない。一瞬、シンは、アノシュが魔王アノスではないかと思ったのかもしれぬ。だが、アノシュ・ポルティコーロと名乗った以上、この男はそれ以上の追及はしない。俺が魔王アノスならば、それは俺に気がつくなという命令だ。そして、俺が魔王アノスでないならば、そもそも気にかける必要はない。いずれにしても、彼は俺をアノシュ・ポルティコーロとして扱うというわけだ。どんなに魔王アノスの可能性があろうとも、頑なにそれを守るだろう。”

 

 

なぜシンはレイに条件付きで一意剣を貸したの?

表情からはわかりにくいですが、自分に迫るほどの腕を持った魔族を見つけて、嬉しかったからです。まあ要は、戦う口実です。

 

 

 

ついに始まった過去編! 次第に謎が明かされていきます。

といったところですが、1クールお待ち下さい